研究課題/領域番号 |
12660214
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
長田 光世 宇都宮大学, 農学部, 講師 (20292576)
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研究分担者 |
高橋 滋 宇都宮大学, 農学部, 講師 (00114166)
水谷 正一 宇都宮大学, 農学部, 教授 (70093143)
富田 正彦 宇都宮大学, 農学部, 教授 (60074051)
長谷川 雅美 東邦大学, 理学部, 助教授 (40250162)
亀山 章 東京農工大学, 農学部, 教授 (30021091)
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キーワード | 水田地域生態系 / 土地利用 / 農法管理 / 稲作農業 / 近代化 |
研究概要 |
本研究は、水田地域生態系の基本構造を近代化に伴う主に土地利用、農法管理の変遷との関連を通して検討し、共生のための新たな地域生態系構造を求めていこうとするものである。 研究の基礎資料として、平成5年度から発足した農村自然環境整備事業(総合型)の西鬼怒川地区を主事例地区として、計画策定過程で実施されている環境調査を援用し、これに必要に応じた条件・調査地の補足調査を加えて水田(地域)生態系の現況賦存状況を解析、把握した。調査は生物相の厚い夏期を中心に、植物、陸生動物および水生生物について行った。今年度は調査地の選定と予備調査、調査手法の具体化を主に行い、それらを踏まえた本調査を次年度に行う。 また、これまで蓄積のある西鬼怒川地区の生物・環境データについて、年ごとの生物・環境の変化、環境要素との関わりから解析を行っている。 並行して、稲作農業の近代化について主に土地利用、農法管理の視点から調査する。国内外の水田環境の現地踏査、比較対象となる場所の過去に遡った地図・航空写真類・土地台帳などの資料収集、聞き取り調査などを必要に応じて行い、予備的解析を進めた。 以上の生物的調査と稲作農業の近代化に関する社会科学的調査を併せ、西鬼怒川地区および補足調査地について、調査場所のポイント、調査項目・方法を導いた。
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