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2000 年度 実績報告書

プリン化合物はニワトリの飼料摂取量を抑制できるか

研究課題

研究課題/領域番号 12660241
研究機関信州大学

研究代表者

唐澤 豊  信州大学, 農学部, 教授 (30060528)

キーワードアデニン / ニワトリ / 飼料摂取量
研究概要

飼料中に含まれるアデニンが,鶏の飼料摂取量を抑制することが知られているが,この抑制機構を明らかにする目的で消化管から吸収されたあとのアデニンに飼料摂取量の抑制効果があるかどうかを検討した.
その結果,20日齢の雄雛胸筋の筋肉内ヘアデニンを投与(100mg/kg体重)したとき,飼料摂取量は投与1日では有意に低下したが,アデニンの投与期間が長くなるにつれこの抑制効果は減少して、6日目にはみられなくなること,しかし,20日齢の雛の頚静脈および頚動脈ヘアデニンを20μmol投与したときは,飼料摂取量の抑制がみられないことを明らかにした.
これらの結果から,アデニンによるニワトリ雛の飼料摂取量の抑制は,アデニンが直接というよりはその代謝物あるいは他の物質を介して間接的に行われている可能性が考えられた.

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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