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2001 年度 実績報告書

転写因子Nrf3の大腸癌とT細胞分化における機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12670104
研究機関東北大学

研究代表者

小林 聡  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50292214)

キーワード転写制御 / 転写因子 / 発ガン / 細胞死 / T細胞
研究概要

転写因子Nrf3は、大腸癌ならびにT細胞分化において機能していることが予想されている.またapoptosisに関わるタンパク質分解酵素群Caspaseに分解され,細胞にapoptosisを引き起こすことも明らかにされている.以上の知見から、Nrf3の生理機能として,腫瘍とT細胞分化における機能そしてapoptosis誘導解明を行った.本年度の実績概要としては,1)Nrf3の生体内での機能を検討するために,Nrf3遺伝子破壊マウス(ノックアウトマウス)ならびにT細胞特異的なNrf3過剰発現マウス(トランスジェニックマウス)の作製を完了した.2)Nrf3ノックアウトマウスは,胚性致死にはならず出生し,成獣まで生育し生殖可能であった.変異形質は,T細胞のほか,感覚器にも観察された.3)Nrf3過剰発現マウスは,高レベルで発現しているマウスは出生しなかった.これは上述のようにNrf3はapoptosisに関わる可能性が高いため,Nrf3過剰発現は細胞に対し致死をもたらし手いることが予想された.'

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Sun, J.: "The Promoter of Mouse Transcription Repreor bach1 Is Regulated by Sp1 and Trans-Activated by Bach1"J Biochem(Tokyo). 130. 385-392 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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