1)iNOS酵素タンパク質はプロテアソニーム阻害剤の添加により130KDa付近のバンドの増強と>130KDaへのテーリングとして観察されたが、リソソーム阻害剤であるleupeprin、pepstarin A及びchloroquine添加では観察されなかった。このような事実は、inflammatory mediatorによるiNOS活性の調節は転写レベルとプロテアソームが関係するタンパク質分解レベルによって調節されていることを示唆している。 2)^<125>I-GST-ユビキチン、赤血球ライセイトから部分精製したコンジュガーゼとRAW 264.7 細胞から部分精製したiN0SをATP存在下に反応後、抗iNOS抗体で免疫沈降し、SDS/PAGEを行なった。分子量>130KDaのタンパク質へのラジオアイソトープの取込みが観察され、iNOSーユビキチン化の可能性が示唆された。また我々が先に見い出しているユビキチン様タンパク質も同様な修飾反応に関わる可能性を得た。
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