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2000 年度 実績報告書

ケモカインLARCの細菌感染防御における役割

研究課題

研究課題/領域番号 12670445
研究機関近畿大学

研究代表者

松村 治雄  近畿大学, 医学部, 講師 (10229536)

研究分担者 義江 修  近畿大学, 医学部, 教授 (10166910)
キーワードケモカイン / ハイブリドーマ / ハムスター / サルモネラ菌 / モノクローナル抗体 / 粘膜免疫 / 経口免疫 / 経口感染
研究概要

(A)マウスLARCに対するポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体の作成
マウスLARCに対するポリクローナル抗体が市販されたので、今年度は自作のポリクローナル抗体は作成せず市販の抗体を購入し、抗マウスLARC抗体産生ハイブリドーマのスクリーニングに用いるELISAおよびウエスタンブロットの条件検討に使用した。精製マウスLARCを免役したハムスターの脾臓細胞とミエローマ細胞との融合によりハイブリドーマを作成し、精製マウスLARCを抗原として抗マウスLARC抗体産生細胞をELISAによってスクリーニングしたところいくつかの陽性クローンが得られた。そのうち一株はマウスLARCに対する反応性が高く、現在その特異性をドットブロット法などで解析中である。
(B)サルモネラ菌感染の感染局所におけるLARCの発現と免疫担当細胞の増減
本年度の研究実施計画に述べたように、以前にサルモネラ菌のマウスに対するLD50とLD100を測定した。ところが新設された当施設のP3感染実験が行える実験室では以前の温度条件などが異なるので、今後本研究を行う当施設でのLD50とLD100を測定し直した。また、サルモネラ菌生菌少量の経口投与による免疫後に致死量のサルモネラ菌を経口感染させ、その後の生死を観察し、生存曲線より経口免疫の効果を調べ、経口免疫に適切な菌数などの条件をほぼ決定した。現在サルモネラ菌感染局所におけるLARCの発現と免疫担当細胞の増減を調べ始めた。
(C)LARCに対する抗体のin vitroにおける効果
上に述べたように、抗体はまだ作成できていないので抗体が作成できたらおこなう予定である。
(D)抗LARC抗体の免疫記憶成立に対する効果
上に述べたように、抗体はまだ作成できていないので抗体が作成できたらおこなう予定である。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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