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2000 年度 実績報告書

ウィリアムズ症候群の遺伝子解析-認識能力の関連遺伝子の探索,重複DNA塩基配列と欠生の関係-

研究課題

研究課題/領域番号 12670776
研究機関北里大学

研究代表者

広田 浜夫  北里大学, 医学部, 助手 (20208888)

研究分担者 平石 聰  北里大学, 医学部, 助教授 (80118835)
キーワードWilliams Syndrome / 重複DNA塩期配列
研究概要

我々がすでに作成した、williams syndrome(WS)の欠失範囲である、約1000kbpのcontigious MAPをから、特定のBAC(bacterial artificial chroosome),PAC(pl-derived artificial chromosome),cosmidクローンを用いて、各WSの患者の血液サンプルより、FISH analysisを行った。その結果、ほとんどの症例において約1000kbpの間で欠失所見がみられた。また、日本人3例、黒人人1例にいて、より小さな欠失所見を有する症例がみられた。
Computerによる、重複DNA塩基配列の検索は、Washington university School of Medicine,Genome sequence CenterのWEB siteを用い行っており、現在も進行中である。しかし、この欠失の前後の約500kbpの重複遺伝子配列は、場所によっては、20から30Kbp以上において、ほぼ同じ遺伝子の配列を有している可能性があり、なかなか困難を極めている。これをより正確に把握するために、現在Fiber FISHを検討している。
認識能力測定検査は、WAIS-RまたはWISC-Rを用いて、徐々に開始している。ほとんどの症例において、計算能力の低下がみられるのに対して、記憶力が良好であった。
今後も、症例数を増やし検討を続けてゆく方針である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Julie R.Koren bers: "Genome Structal and Consultive Map of Williams Syndrome."Journal of Cognitive Neuroscience. 12 Supplement. 89-107 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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