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2000 年度 実績報告書

携帯用画像診断装置のための画像処理-階調処理の最適

研究課題

研究課題/領域番号 12670903
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

安藤 裕  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20118904)

研究分担者 川口 修  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (90276428)
藤井 博史  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (80218982)
国枝 悦夫  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70170008)
塚本 信宏  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教授 (20227375)
キーワード液晶表示装置 / ダイナミックレンジ / AHE / UNSHARP-MASK / ROC評価
研究概要

液晶表示装置では、X線フィルムと比べて表示できる白黒の階調が不足している。また、視野角も狭く斜めから見た場合に、階調が反転したり階調が制限される。このような液晶表示装置をX線画像の診断に使用することができるように、画像のダイナミックレンジを減らして表示する画像処理方法を開発し、臨床的に評価することである。対象とする画像は、胸部X線画像、CT画像と核医学画像である。
画像処理方法は、adaptive histogram equalization(AHE)やunsharp masking方法である。パラメータを各種の画像について最適化し、各表示装置に適した画像処理法法を求める。画質の主観的な評価をスコアー法で行うとともに、読影実験を行い、(1)フィルム、(2)CRT、(3)液晶表示装置による読影を行い、ROC解析により評価を行う。
平成12年度は、液晶表示装置(1280x1024画素、1600万色)とCRT表示装置(22インチフラットディスプレイ)を購入し、既存の画像表示装置と接続を行った。処理用の画像として、胸部X線画像、CT画像(腹部肝CT)、核医学画像(骨シンチ)を準備した。予備実験として、adaptive histogram equalization(AHE)とunsharp-masking法によるダイナミックレンジの圧縮による階調処理を行った。現在これらの処理方法について最適なパラメータを検討している。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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