| 研究課題/領域番号 |
12671162
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
外科学一般
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| 研究機関 | 九州大学 |
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研究代表者 |
杉谷 篤 九州大学, 医学部・附属病院, 講師 (00294934)
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| 研究分担者 |
北田 秀久 九州大学, 医学部・附属病院, 医員
山本 啓文 九州大学, 医学部・附属病院, 医員
有馬 剛 九州大学, 医学部・附属病院, 助手 (60315083)
森崎 隆 九州大学, 大学院・医学医学研究所, 助手 (90291517)
片野 光男 九州大学, 大学院・医学医学研究所, 教授 (10145203)
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| 研究期間 (年度) |
2000 – 2001
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| キーワード | 虚血・再潅流障害 / サイトカイン / FR167653 / 膵臓 / 腎臓 |
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| 研究概要 |
1)雑種成犬を用いて、in vivoの虚血・再潅流実権を行い、FR167653の効果を確かめた。膵体尾部を剥離・露出し、脾動静脈にクランプをかけて90分潅の温疎血を行うとサイトカインの生産によって局所および全身遠隔臓器に障害が起こり、FR176653でそれが軽減されることを証明した。コントロール群FR群で組織血流IVGTT、血中アミラーゼ、リパーゼ、クレアチニン、GOT、GPT末梢血流のIL-1β RNA、動脈血ガスの計時的変化を術後3日目まで計測し、術後3日目にsacrificeして膵、腎、肺、肝の組織を採取し、組織学的検討も加えた。FR群は虚血・再潅流障害を受けた直接臓器のみならず、サイトカインの生産を抑制することによって、遠隔臓器の障害を軽減することを証明し、学会発表と論文掲載した(SURGERY,129(3),309-317)。
2)膵体尾部を頚部に自家移植すること成功し、同様に温疎血を加え、サイトカイン生産とFRによる効果を証明し学会発表した。現在、英文で投稿中である。
3)左腎のみの虚血・再潅流モデルを作成し、膵と同様にFRの効果を確かめ、移植学会発表した。現在SURGERYに投稿し、reviseを返送したところで、accept間近の回答をうけている。
4)左腎を左腸骨窩に自家移植し、60分温疎血をかけてFRの効果を同様に確認している。現在、頚部に自己膵移植、腸骨窩に自己腎移の膵腎同時移植モデルの作成に成功し、引き続き実験を行っている。
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