研究課題/領域番号 |
12671284
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
つる 知光 久留米大学, 医学部, 講師 (80197764)
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研究分担者 |
川口 千晶 久留米大学, 医学部, 助手 (90309849)
秋吉 建二郎 久留米大学, 医学部, 助手 (80268945)
疋田 茂樹 久留米大学, 医学部, 助手 (10189764)
浅桐 公男 久留米大学, 医学部, 助手 (90268946)
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キーワード | 短腸症候群 / Potential Difference / 能動輸送 / 受動輸送 / SGLT1 / GLUT2 |
研究概要 |
本研究における研究実績の概要は以下に述べるとおりである。 正常ラットでの空腸上部、空腸下部、回腸上部、回腸下部の糖質の能動吸収能と受動吸収能、SGLT、GLUT2の局在とその数、細胞間隙に関しては、正常ラット7頭について施行し、現在、データの蓄積中である。Ussing Chamberを用いた検討で、正常空腸のPotential Difference(PD)は2.1±0.3mV、正常回腸のそれは3.6±1.2mVであった。また小腸の透過性を検討する目的で、フェノールスルフォフタレイン(PSP)とポリエチレングリコール(PEG4000)の透過性を検討した結果、空腸と回腸では、物質の透過性に差異があること、分子量の大小においても差異が生じることが判明した。 短腸モデルについては、1年後に犠牲死させる空腸残存モデル、回腸残存モデル、6ヶ月目に犠牲死させる空腸残存モデル、回腸残存モデル、3ヶ月目に犠牲死させる空腸残存モデル、回腸残存モデル、1ヶ月後に犠牲死させる空腸残存モデル、回腸残存モデル、1週間後に犠牲死させる空腸残存モデル、回腸残存モデルの作成が終了した。 また、Ussing ChamberによるPDの測定、SGLTとGLUT2の免疫染色標本、電顕標本については、現在、空腸残存モデルの1ヵ月後犠牲死例2例、空腸残存モデルの3ヵ月後犠牲死例について検討しており、データを蓄積中である。更にラジオアイソトープを用いたグルコースの受動吸収と能動吸収量を測定するために、新たに空腸、回腸残存モデルの1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年モデルを作成中である。
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