研究課題/領域番号 |
12671365
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
池崎 清信 九州大学, 医学部・附属病院, 講師 (10145360)
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研究分担者 |
福井 仁士 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (10038713)
稲村 孝紀 九州大学, 医学部・附属病院, 助手 (50274460)
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キーワード | アリルサルファターゼ / 放射線治療 / 放射線障害 / グリオーマ |
研究概要 |
放射線による正常脳の耐性の指標としてアリルサルファターゼ活性の差を検討するために、放射線治療を行った脳腫瘍患者血清中や白血球中のアリルサルファターゼ活性を測定するために、この研究の趣旨について同意が得られた患者からの採血を行っている。現在のところ、100例ほどの血清サンプルが集まっている。 現在血漿中アリルサルファターゼ活性の測定方法を検討中である。4-methylumbelliferyl sulfate(4MUS)はアリルサルファターゼによって4-methylumbelliferone(4MU)に代謝されるので、この3Hでラベルされた4MUSを基質としたenzyme assayを行い、4MUS、4MUの量をHPLCで検出する方法を検討中である。しかしながら、この方法は手技が煩雑であることや、放射性同位元素を使用しなければならないので、他の方法も検討中である。
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