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2001 年度 実績報告書

神経膠腫におけるp14ARFの異常と臨床的悪性度に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12671367
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

白石 哲也  佐賀医科大学, 医学部, 講師 (70206275)

研究分担者 田渕 和雄  佐賀医科大学, 医学部, 教授 (50116480)
キーワード膠芽腫 / p14ARF / p16
研究概要

神経膠腫の約60%において染色体9q21に異常を認め、p16/p14ARFの発現異常が見られる。神経膠腫の悪性化にp16とp14ARFのいずれかがより関与しているかを明らかにすることにより、新たな治療を開発するための標的分子を明確にすることができる。
テトラサイクリンにて誘導可能なp14ARE, p16発現ベクターを作製し、U87MG(p16欠失、野生型p53)、U251(p16欠失、変異型p53)そしてU373MG(野生型p16、野生型p53)にそれぞれ遺伝子導入し、p14ARFとp16のいずれが増殖抑制効果を有するかを判定した。p16遺伝子導入による増殖抑制効果がp14ARFのそれよりも高かった。膠芽腫手術摘出標本をp14ARF,p16,p53それぞれの遺伝子異常に基づき、遺伝子プロファイリングを行い、いずれがより強い悪性形質をもたらしているかを明らかにする研究をスタートさせている。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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