研究課題/領域番号 |
12671593
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
奥川 利治 三重大学, 医学部, 助手 (90262998)
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研究分担者 |
杉山 隆 三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (10263005)
丹羽 正幸 三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (70293793)
矢納 研二 三重大学, 医学部, 講師 (80301224)
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キーワード | HER2 / 卵巣癌 / 癌ワクチン |
研究概要 |
1)臨床試験用のペプチド(HER2p63-71ペプチド)をオーストラリアのLICRから入手(HER2ペプチドのSafetyとQualityに関する検定に合格、FDAにて承認済み)。 2)HLA-A2402を有し、免疫組織染色検査により腫瘍におけるHER2の発現が確認された6名の癌患者に対し、HER2p63-71ペプチドを第1日目、第15日目、第29日目、第43日目、第57日目に皮内注した。 3)癌ワクチンを行った6名において、定期的に血液検査・画像検査を行ったが、特に毒性・有害事象はみられなかった。 4)癌ワクチンを行った6名の患者血液を用いて免疫学的反応の観察を行った。 1.遅延型過敏反応。 2.テトラマー・アッセイ法によりIn vitro抗原特異的末梢血CD8+T細胞数測定を行った。 3.抗原特異的CD8+T細胞の活性化をエリスポット・アッセイ法によるガンマインタフェロン産生能により定量した。また、クロミウム遊離法によりT細胞活性の測定を行った。 4.CTL precursor frequencyの測定を行った。 5)テトラマー・アッセイ、エリスポット・アッセイのアッセイ条件については、HER2p63-71ペプチドをパルスした健常人末梢血リンパ球由来樹状細胞で同一人末梢血リンパ球を数回感作して得られたキラー細胞を使用して、設定した。
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