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2000 年度 実績報告書

小児固形腫瘍におけるβ-カテニン異常、ならびに遺伝子治療への応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12671738
研究機関大阪大学

研究代表者

草深 竹志  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (70263267)

研究分担者 岡田 正  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (40028569)
和佐 勝史  大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (10240467)
キーワード小児固形腫瘍 / β-カテニン
研究概要

小児固形腫瘍におけるβ-catenin遺伝子異常を、特に小児肝腫瘍の代表的なのもである肝芽腫においSSCP法とSEQUENCE法を用いて検討した。
1.16例の肝芽腫において検討した。検討内容はgenomic DNAに関して、exon3(228bp)についてはSSCP法により微少変異の検出を試み、またexons2-4(1115)についてはPCR後アガロースゲルに泳動することにより欠失などのサイズの異常を来す変異の検出を試みた。欠失を疑われたものについてはRNAよりcDNAを作成後同様のPCRを行いRNAレベルでも欠失の存在を確認した。すべての検出された異常に関しては、sequence法にてその詳細を決定した。
2.SSCP法にてのexon3の検索では、6例に電気泳動上異常バンドを認めた。
3.exons2-4の検索に関しては、さらに異なる6例において欠失を疑わしめる正常より小さいサイズのPCR産物の生成が観察された。
4.欠失を疑われた6例については、RNAレベルでも3の観察に相当する欠失を示すPCR産物の生成が観察された。
5.sequenceを行うことにより、さらに1例でも点突然変異が検出され、合計で16例中13例(81%)の症例において、pathogeneticなβ-catenin遺伝子異常を確認した。
現在まで検索の進んだ、肝芽腫においては、非常に効率にβ-catenin遺伝子異常が検出され、このことは肝芽腫の成因・増殖にβ-catenin遺伝子異常が強く関わることを示唆するものと考えられる。現在さらに、他腫瘍についても同様の検索を進めている途上である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Udatsu Y: "High frequency of β-cafenin mutations in hepatoblastoma"Pediatr Sorg Int. (in press).

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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