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2000 年度 実績報告書

おとり遺伝子による血管新生抑制を標的とした癌遺伝子治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 12671830
研究機関九州大学

研究代表者

石橋 浩晃  九州大学, 歯学研究院, 助手 (90254630)

研究分担者 白砂 兼光  九州大学, 歯学研究院, 教授 (30093420)
キーワード悪性新生物 / 血管新生 / 遺伝子治療
研究概要

1)細胞培養実験による各種サイトカイン刺激による血管新生遺伝子の発現状況の解析
培養口腔扁平上皮癌細胞(SAS,TF,KN,NA),唾液腺癌細胞(ACC,IT-2)を用いて,TNFα刺激による血管内皮増殖因子(VEGF),トランスフォーミング増殖因子β1(TGFβ1)および組織因子(TF)の発現亢進を確認した.
また,こられの培養細胞を低酸素環境にて培養すると,VEGFの発現が亢進することを解明した.
2)血管新生因子の産生に関与する転写因子の解明
各培養癌細胞において,TNFα刺激および低酸素環境下での培養により,転写因子Sp1およびAP-1がそれぞれ活性化することを,バンドシフトアッセイにより確認した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Ishibashi H, et al.: "Sp1 Decoy Transfected Cells Suppresses the Expression of VEGF, TGF β1, and Tissue Facotr and also Cell Grwoth and Invasion Activites."Cancer Research. 60. 6531-6536 (2000)

  • [文献書誌] Ishibashi H, et al.: "Hypoxia-Induced Angiogenesis of Cultured Human Salivary Gland Carcinoma Cells Involves Enhancement VEGF Production and bFGF Release."Oral Oncology. (発表予定).

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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