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2000 年度 実績報告書

発音・嚥下機能回復が確実にでまる補綴装置製作法

研究課題

研究課題/領域番号 12671890
研究機関徳島大学

研究代表者

久保 吉廣  徳島大学, 歯学部・附属病院, 助教授 (50136686)

研究分担者 中川 弘  徳島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (70192218)
竹内 久裕  徳島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (10222093)
キーワード発音機能回復 / 嚥下機能回復 / 鼻咽腔閉鎖 / 音声解析 / パラトグラム
研究概要

平成12年度は下記のように研究を遂行した.
1.発音機能回復を診査するため音声解析装置一式を購入した.診療室において補綴装置の形態,形状,大きさを臨床的に決定し,診療室で簡便に被験者の発音,発語をDATレコーダーにて録音した.音声解析は診療室で録音されたDATテープを研究室に設置したパーソナルコンピュータを用いて解析した.解析したスペクトログラムなどのデータは後日,再生,写真撮影等を行うように装置を調整し,設置した.
2.現在経過観察中の口蓋欠損患者(被験者)に対しては鼻咽喉ファイバースコープによる診査を行うとともに鼻咽腔閉鎖が不完全な場合は顎義歯後縁部あるいはスピーチ・バルブの形態を修正し,嚥下,発音機能の正常化を図った.舌部分欠損患者(被験者)に対しては粉末法パラトグラムで補綴装置口蓋面の形態を修正した.
3.現在まで得られた結果を第4回国際顎顔面補綴学会(平成12年11月11-14日:アメリカ合衆国ハワイ州カウアイ島で開催)で発表した.
なお,研究実施計画で述べた嚥下時の機能検査は機器の準備不足ならびに被験者の都合で実施されていないが,来年度には行う予定である.
被験者には研究の趣旨を説明し,同意を受け,また,被験者のプライバシーは厳守して研究を遂行した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 久保吉廣,坂東永一: "硬口蓋全切除後の顎補綴-分割顎義歯製作法と機能評価-"顎顔面補綴. 23・1. 22-30 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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