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2001 年度 実績報告書

コルチゾール代謝酵素活性と高血圧の発症機構

研究課題

研究課題/領域番号 12672225
研究機関東京薬科大学

研究代表者

粕谷 泰次  東京薬科大学, 薬学部, 教授 (90096686)

研究分担者 柴崎 浩美  東京薬科大学, 薬学部, 講師 (20206121)
古田 隆  東京薬科大学, 薬学部, 助教授 (70120152)
キーワードコルチゾール / コルチゾン / 安定同位体標識 / GC-MS分析
研究概要

コルチゾール/コルチゾンの相互変換に関する代謝異常は、コルチゾールを生体に投与し、投与したコルチゾールの体内動態を把握することにより正確に評価できる。しかしながら、コルチゾールは本来生体内に存在しているため、この内因性のコルチゾールと区別して、投与した外因性のコルチゾールを測定する必要がある。本研究では、コルチゾール/コルチゾンの相互変換に関する代謝異常機構を解析するため、安定同位体標識ステロイドを投与し、投与由来と内因性ステロイドの挙動を区別して同時に追跡し、注目するステロイドの体内動態を正確に把握することを目的としている。
平成13年度においては、健常成人男子1名に、3mgの安定同位体標識コルチゾール(cortisol-[^<13>C_4])を経口投与し、1) cortisol-[^<13>C_4]およびcortisone-[^<13>C_4]の血中濃度推移と尿中排泄速度を[^<13>C_4,^2H_5]標識cortisol,cortisoneを分析の内部標準として用いるGC-MS法により内因性コルチゾールおよびコルチゾン濃度と同時に測定し、コルチゾールの体内動態とコルチゾール→コルチゾンの代謝変換に関し検討した。2) cortisol-[^<13>C_4]およびcortisone-[^<13>C_4]のtetrahydro型代謝物(THF-[^<13>C_4],alloTHF-[^<13>C_4],THE-[^<13>C_4])の尿中濃度を[^<13>C_4,^2H_5]標識THF,alloTHF,THEを分析の内部標準として用いるGC-MS法により内因性THF,alloTHF,THEと同時に測定し、tetrahydro型代謝物の尿排泄データを基にコルチゾール→コルチゾンの代謝変換に関し検討した。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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