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2000 年度 実績報告書

がん医療の効果性を高める外来医療現場での戦略的な情報提供に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12672291
研究機関大阪府立看護大学

研究代表者

井上 智子  大阪府立看護大学, 看護学部, 助教授 (80184761)

研究分担者 田中 克子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (20236574)
古賀 輝美  大阪府立看護大学, 看護学部, 助手
勝部 晃子  大阪府立看護大学, 看護学部, 助手 (30305669)
松井 妙子  大阪府立看護大学大学, 医療技術短期大学部, 講師
キーワード外来診療 / 前立腺腫瘍 / 前立腺生検 / 精巣腫瘍
研究概要

平成12年度は、泌尿器領域のがんに焦点を当て、前立腺がんの確定診断のために行われる前立腺生検を受ける患者に対する情報提供のあり方について検討した。前立腺がんの疑いをもって外来を受診され、初診時に前立腺生検と生検のための入院の必要を説明された受診者は、実際に入院するまでの間の1ヶ月程度は、いろいろな情報源を通して前立腺がんについて知ろうとされていたが、前立腺生検に対しては必要な検査との認識はあるものの、専門的な情報となるため入手が困難であることも手伝い、その具体的な内容についてはほとんど知らないまま検査に臨むことが少なくないことが明らかとなった。次年度は、具体的な情報提供の方策を検討し、実施に移す予定である。
また、治療後の生活の変化に対する指導が特に重要となる、回腸導管や自然排尿型人工膀胱造設術に対する治療、看護の実際、および、治療中の支援が特に重要となる精巣腫瘍に対する治療、看護の実際、について学び、精巣肺瘍については、治療体験者から、より具体的で対応策も含めた化学療法に伴う副作用等についての情報を入手し整理する必要性を認めた。今後は精巣腫瘍に対する化学療法を体験した患者より、副作用とその対応策についての具体例を聞き取っていく予定である。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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