研究課題/領域番号 |
12672313
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中村 伸枝 千葉大学, 看護学部, 助教授 (20282460)
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研究分担者 |
林 有香 千葉大学, 看護学部, 助手 (30323413)
伊庭 久恵 千葉大学, 看護学部, 助手 (60323408)
石川 紀子 千葉大学, 看護学部, 助手 (70312965)
遠藤 巴子 岩手県立大学, 看護学部, 講師 (10101544)
武田 淳子 宮城大学, 看護学部, 教授 (50157450)
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キーワード | 学童 / 親 / 日常生活習慣 / 生活習慣病 / 養護教諭 / 生活習慣改善プログラム |
研究概要 |
本研究では養護教諭とともに、学童と親を対象とした日常生活習慣改善のための楽しく、親子で、段階的に行うプログラムを試作し、検討することを目的としている。 本年度は、昨年度に検討されたプログラムの方向性(一つの生活習慣に焦点を当てるときは、学年による特徴や他の生活習慣との関連を意識する。出来るだけ親子でプログラムを共有できるようにする。長期休暇の前後を大切にする)に添って、小学校2校において、保健体育・家庭科等授業の内容や、学校での協力体制、各校での学童の健康問題等を考慮してプログラムを作成し、実行した。 A校では5年生3クラス115人を対象に、養護教諭・学級担任・栄養士らの協力を得て、主に食習慣に焦点を当て、学年全体にかかわりをもった。B校では3年生1クラス32人を対象に養護教諭・学級担任の協力を得て、主に運動習慣に焦点を当て、クラス全体、および個別のかかわりを行った。2校ともに、各学童に1年間通して親子で使うことができるファイルを作成し、プログラムに添って使用できるようにした。また、プログラムを実施する際は、できるだけ親が参加できるように配慮した。 現在は、1年間のプログラムを終え、プログラム終了後の日常生活習慣調査を行ったところである。今後は、学童の生活習慣の改善、生活習慣に対する認識の変化を分析すること、および、親を含めたプログラムについての感想や、プログラムを行った養護教諭・担任などの意見や感想をまとめ、評価に加える予定である。
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