閉経前女性の長期的な健康管理法としての、「10年女性健康手帳」を平成13年2月に1000部試作した。閉経前女性1000名に配布し、使用したその効果については平成13年度中にアンケート調査を行う予定である。今年度試作の「10年女性健康手帳」は過去2回試作した10年女性健康手帳と比較して、ページ数が約3倍となり、使用者が、月経および健康状態・生活のできごとを記入する欄を増やした。また、1年間の月経周期が一目瞭然にわかるリズムカレンダーを工夫した。さらに、カラー版でポケットつきビニールカバーをかけ利用しやすくなっている。平成12年12月発行の保健教育に掲載された筆者の論文への反響が大きく、市販の希望があった。日記・手帳の専門会社である博文館新社から平成13年4月に市販の予定となる。現在、閉経の訪れ方等については、浜松市在住女性にアンケート郵送中であり、今後、更年期症状・更年期障害の出現、更年期の過ごし方についてデータ集計する予定である。
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