平成13年度は前年の研究を継承して、内閣文庫の紅葉山文庫の蔵書の調査、日本学士院および山形大学佐々間文庫の史料を調査した。これらの調査で得られた梅文鼎の新史料をもとにして、日本科学史学会、京都大学数理解析研究所等において発表した。また、第21回国際科学史学会(メキシコ市)において、What kind of Mathematics was transmitted into 18th-Century Japan from china?と題して講演を行った。更に梅文鼎の新史料に関して内蒙古師範大学李廸教授、馮立升教授らと共同研究を実施した。これら発表原稿は清書して学会へ投稿中である。
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