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2000 年度 実績報告書

体育学習を支援するCALソフトの開発とコラボレーションシステムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12680038
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

賀川 昌明  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90116799)

キーワードコンピュータネットワーク / 体育学習教材開発 / コラボレーションシステム / Webページ / BBS / マット運動学習支援ソフト
研究概要

1.コンピュータネットワークによる体育学習教材開発コラボレーションシステムの構築
(1)学校教員を対象としたアンケート調査の実施
徳島県内の教員を対象に、体育授業においてコンピュータを使用する場合に希望するソフトの種類と内容,体育学習教材開発コラボレーションに参画する意志の有無等に関するアンケート調査を実施した結果,個人レベルではかなりの普及が認められたが,学校レベルではまだまだ未整備のところが多いことが明らかとなった.
(2)WWWを利用した体育学習教材開発コラボレーションシステムの構築
Webページを利用して、今までに開発したソフトの紹介をするとともに、THML書類化したソフトウェアをコラボレーション参画者に利用可能とした.また,BBSを利用した簡易情報交換室を設置し,ソフトウェアの制作や修正に対する情報交換を行った.しかしながら,現段階においてはまだ職場におけるネット環境が不整備のため,どうしても個人の機材に頼らざるを得ない事が支障となっている.
2.体育授業におけるマット運動学習支援ソフト使用効果の検証
今までに開発した体育学習支援ソフトCD版を利用した体育授業実践をノートブック型パソコンi-Bookによって行い,その効果を検討した.その結果,学習者や授業担当教師にも好評であり,運動学習における技術的ポイントや練習方法をめぐって,学習者間の活発な「教え合い活動」が実現した.しかしながら,学習をより効果的にするためには,これらのソフトを使用した学習指導方法について,教師側でも十分な知識と技能を習得することが必要なことも示唆された.

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 賀川昌明,石井源信: "マルチメディア型マット運動学習支援ソフトの開発と小学校体育授業での試用"日本教育工学会誌. 24. 29-34 (2000)

  • [文献書誌] 賀川昌明,井川浩一: "中学校体育授業用マルチメディア型学習支援ソフトの開発"鳴門教育大学学校教育実践センター紀要. 15. 51-55 (2000)

  • [文献書誌] 賀川昌明,湯口雅史: "小学校体育学習において「生きる力」をどのようにして育てるか-コンピュータソフトの利用によるめあての内在化とコミュニケーション行動の促進を通して-"学校体育. 56-10. 40-45 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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