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2001 年度 実績報告書

健康づくりと自立を目指し、生活に即した高齢者の家庭型運動方法の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12680046
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

竹島 伸生  名古屋市立大学, 自然科学研究教育センター, 助教授 (00137126)

研究分担者 田中 喜代次  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (50163514)
岡田 暁宜  愛知教育大学, 保健管理センター, 講師 (20319320)
宮原 一弘  名古屋市立大学, 自然科学研究教育センター, 助手 (90315903)
キーワード高齢者 / 家庭型運動 / 運動の効果 / 追跡調査 / 機能的体力
研究概要

平成12年度より自宅で実施可能な運動プログラム(home-based exercise program)を作成し、地域在住の高齢者を対象に短期間(3ヶ月間)指導し、この機能的体力の変化を中心にその有効性を検討してきたが,平成13年度は本運動プログラムの効果が継続するものかについて焦点をあてて2年間追跡調査した。本プログラムは、最終的にはウエルラウンドエクササイズを実施することをねらいとするが,今回は主に筋力強化に主眼をおいたプログラムを用いた。運動プログラムは,基本的には自宅で実施する運動方法を用いたが、運動を正しく実施するために、公民館などを利用し,定期的に指導した。運動は歩行,バンドによる筋力づくり,ストレッチを用いたが,教本,ビデオテープを併用し正しい方法を習得させた。12年度は週1回の指導を試みたが,今年度は月に2日として実施した。2年間に亘り追跡調査できた被験者は22人(平均年齢69±6歳,男11人,女11人)であった。2年間に及ぶ自宅型運動により筋力(Chair Stand, Arm Curl)は向上し,かつ維持していることが明らかとなった。一方,柔軟性(Sit&Reach, functional reach)や動的バランス(Up&Go,閉眼片足立ち)は12週間における短期間に顕著な改善が示された(P<0.05)ものの2年後有意に低下していた。また,12分間歩行距離などは効果が消失している傾向がみられ,安静血圧(収縮期,拡張期),体重は増加していた。本高齢者用家庭型運動プログラムは筋力強化に有効な手段になりうるものとみられたが,エアロビクスや柔軟性,バランスに関しては運動量や質の確保などに問題点が明らかとなり,ウエルラウンドエクササイズという観点からの家庭型運動の限界と有効範囲が示されるとともにより効果的な運動方法の検討が求められるものとみられた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 竹島伸生: "運動療法に必要な運動生理学の基礎(2)-レジスタンストレーニング-"Modern Physician. 21・2. 167-173 (2001)

  • [文献書誌] 竹島伸生: "加齢と歩行"理学療法. 18・4. 377-381 (2001)

  • [文献書誌] Watanabe, E., et al.: "Effects of increasing expenditure of energy during exercise on psvcholgical well-being in older adults"Perceptual and Motor Skills. 92. 288-298 (2001)

  • [文献書誌] 渡辺英児ほか: "高齢者を対象とした12週間にわたる水中運動による心理的,身体的効果量的,質的アプローチを用いた多面的分析"体育学研究. 46・4. 353-364 (2001)

  • [文献書誌] Shigematsu, R., et al.: "Validation of the functional fitness age (FFA) index in older Japanese women"Aging Clin. Exp. Res.. 13. 385-390 (2001)

  • [文献書誌] Takeshima, N., et al.: "Water-based exercise improves health-related aspects of fitness in older women"Med. Sci. Sports Exerc.. 34・3. 544-551 (2002)

  • [文献書誌] 竹島伸生(編集): "高齢者のヘルスプロモーション"メディカルレビュー. 240 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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