研究概要 |
本研究の目的は非識字の家族の中で、字が読み書きできることが女性の位置づけをプラスに変えること、女性が生活改善に必要な新しい知識や技術を得ることが、生活改善はもとより家族・地域社会の中での女性の位置づけを変えるという仮説のもとに、教育の効果を可視化することである。10月の追加交付であるため、研究の進行に多少の遅れはあるが、文献National Plan of Action (Ministry of Women Development)、National Education Policy (Ministry of Education),Report of the Commission of Inquiry for Women (Ministry of Women Development)のレビューを行うと同時にリソース・パーソン(教育省モハマッド・サリーム博士)の協力を得て、パキスタン教育行政機関、インタビュー対象校、協力者(当該校の責任者、英語・ウルドー語通訳者等)、インタビュー対象者等の選定、協力依頼、連絡・調整などを行った。 平成13年3月6日より21日の間、パキスタンにおける現地調査を行う予定である。
|