3つの主なトピックについて研究しました。 1)自動的に辞書から文章に注釈を使ってマークを付けるにはどうするか。 2)2)音声による文章の説明を学生に配信するにはどうするか。 3)3)文書の内容を表現するセマンティックな(意味を持つ)空間を操作するにはどうするか。 自動的に文章にマークを付ける問題は、4つの問題を含んでいます。一つは、どの単語がマークから外されるかということです。頻繁に現れる単語に基づいたStoplistを構築しました。二つ目の問題は、辞書から適切な意味を選択することと、正しくない意味を削除することです。これは、ある種の文章内容の表現を用いずには不可能であると結論付けました。他に取りうる方法は、非常に狭い意味をもつ単語による技術的な辞書でのみ作業することです。三つ目の問題は、語形論です。語形論による文法解析を用いないで解決する方法は、基本形とリンクした変化から高頻度の単語リストを作成することです。最後の問題は、熟語をマークすることです。現時点において、熟語辞典が唯一の解決法です。今は、そのような辞書はありません。 二つ目の大きな問題は、音声の内容を配信することです。いくつかの配信方法を調査しましたが、理想的なものは無いという結論に達しました。IMA圧縮によるQuickTimeはPCには効果的でありますが、我々の学生はワークステーションから音声ファイルにアクセスしています。RealPlayerファイルは柔軟ですが、サーバは大きな要求を処理しきれません。現在のプランは、Metacardで書かれたユーザーインターフェースを用いてau音声ファイルを配信することです。この方法は、ストリーミングではなく全てダウンロードする必要がありますが、プラットフォームの問題無しでオンラインアクセスを可能とします。 最後の大きな問題は、セマンティックな空間の操作です。文章を階層的英語辞書とリンクさせるアイディアを考えています。これは、セマンティック空間をファイルの位置と定義できるでしょう。この空間の操作には、ツリーマップインターフェースを使えるかもしれませんが、現在そのデザインを評価しているところです。
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