研究概要 |
テストレットモデルに基づく適応型CBTシステムを構築し,その評価を行った。 アルゴリズム 1.θ^^-_1=0とする。 1.情報量表を用いてθ^^-_1において情報量が最大となる未使用テストレットを選択する。 2.受験者の解答を得る(実験Iでは実受験者の解答を,実験IIではテストレット応答モデルに基づいて確率的に生成した解答を利用する)。 3.θ^^-_<t+1>およびPSDを計算する。 4.PSDが0.3162より小さいか項目プールの終わりとなればその受験者を終了し,次の受験者にすすむ。そうでなければ,t=t+1として2.へ戻る。 5.以上を受験者の数だけ繰り返す。 実受験者が存在する項目プール(実験I)と仮想的な項目プール(実験II)によってCBTシステムの評価を試みた。実験IIによればCBTシステムはほぼ期待通りに動くように思われる。
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