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2001 年度 実績報告書

音楽文化の交流を目的とした遠隔授業ネットワークの構築

研究課題

研究課題/領域番号 12680259
研究機関信州大学

研究代表者

吉本 隆行  信州大学, 教育学部, 教授 (40020630)

研究分担者 齊藤 忠彦  信州大学, 教育学部, 助教授 (10313818)
中島 卓郎  信州大学, 教育学部, 助教授 (20293491)
池田 京子  信州大学, 教育学部, 助教授 (60283222)
キーワード遠隔授業 / 音楽科 / 音楽文化 / テレビ電話
研究概要

平成13年度の研究成果は主として以下の3つの内容にまとめることができる。
1.遠隔授業ネットワークの拡大に関する研究
テレビ電話を活用しての遠隔授業が全国各地の学校で行われるようになっているが、遠隔授業を実施できる学校名の一覧が示されていないため相手先の学校名を探すことが困難な状況にある。そこで音楽科を中心とした遠隔授業を希望する学校名の一覧をWebサイトで掲載することができるようなコンテンツの開発を行った。音楽科の授業で遠隔授業を実施することができる学校名の一覧と担当教諭名、さらに希望する授業内容を掲載できるようにした。海外へのネットワークの拡大は日本人学校を中心として、その可能性を調査している。
2.遠隔授業における安定した収音の在り方に関する研究
音楽科の遠隔授業で音声を送信する場合、音源が広範囲にわたっているためマイクロホンによる収音のあり方を工夫しなければならない。授業場面によって単一指向性と無指向性のマイクロホンを使い分けたりマイクロホンのセッティングの位置を工夫したりすることにより安定した収音ができるようになった。ミキサーを使っての入力感度調整や出力レベル調整を行うことも重要であることが明らかになった。
3.音楽文化のネットワークコンテンツ化に関する研究
地域の伝統音楽や各国の民族音楽等の音楽文化をテーマとした遠隔授業は、多文化音楽教育につながる重要な題材であるが、遠隔授業はリアルタイムに行われるため映像や音楽のデータを保存しておくことができない。そこで音楽文化をネットワークコンテンツ化し、インターネットでストリーミング配信することができるようなシステム構築に向けての基礎研究を行った。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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