研究課題/領域番号 |
12680303
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
足立 祐子 新潟大学, 留学生センター, 助教授 (00313552)
|
研究分担者 |
古賀 豊 新潟大学, 人文学部, 助教授 (90282962)
逸見 龍生 新潟大学, 人文学部, 助教授 (60251782)
池田 英喜 新潟大学, 留学生センター, 助教授 (30303994)
中島 浩二 秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (60272027)
宮本 律子 秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (30200215)
|
キーワード | コミュニケーション教育 / 協同作業 / 自己評価 / 合宿 / 体験学習 |
研究概要 |
本研究は、異文化コミュニケーションを含む広義のコミュニケーション教育に関する実践的研究である。 具体的には、毎年1回以下のようなことを行ない、牽生たちからアンケートを取った。 1.日本人学生と留学生の合同合宿を企画する。 2.合宿前に共同作業を行なうために必要なコミュニケーションについて知識と体験両方を含めた講義を実施する。この事前学習の目的は、特に日本人学生に対してコミュニケーションに関する予備知識を与えるためである。 3.合宿では、日本人と留学生の混合のグループを作り、協同作業を行なわせる。 4.協同作業は、成果物を作成することを目的とする。 5.協同作業を行なう前にコミュニケーション力に関して自己評価を行わせる。 6.協同作業終了後、再び協同作業前と同じ質問表で自己評価を行わせる。 今年度は、昨年度と同様11月に日本人学生と留学生の合同合宿を実施した。ただし、昨年度のように秋田大学との合同の合宿はスケジュール及び予算上組めなかった。また、昨年度の共同制作の反省を生かして、映像製作にさまざまな制限をかけて、成果物自体の出来具合での自己評価がでないように工夫した。また、留学生が参加するので、成果物が日本語ができるかどうかで左右されないように工夫した。今回のデータも分析し過去のデータとともに分析をおこなう。今年度で合宿は3回目で、ある程度経験的に授業手順などが確立されてきている。 さらに、対面式のコミュニケーション教育が一番効果があると推測されるが、遠距離の場合にどのような授業が組めるかについても考え、試行した。天津外国語大学と学生同士のメール交換を行なった。
|