研究課題/領域番号 |
12680303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
足立 祐子 新潟大学, 留学生センター, 助教授 (00313552)
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研究分担者 |
松岡 洋子 岩手大学, 留学生センター, 助教授 (60344628)
宮本 律子 秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (30200215)
池田 英喜 新潟大学, 留学生センター, 助教授 (30303994)
古賀 豊 新潟大学, 人文学部, 助教授 (90282962)
逸見 龍生 新潟大学, 人文学部, 助教授 (60251782)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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キーワード | コミュニケーション教育 / 異文化理解 / 多文化クラス / 共同作業 / 社会的スキル / 合宿 |
研究概要 |
近年、語学教育、異文化間理解教育、明確な口頭表現や論理的に説得する能力などを育成する言語技能教育など、いわゆるコミュニケーション教育の重要性が強調されている。 しかし、その一方で、大学教育におけるコミュニケーション教育の位置付けが明確化されておらず、その教育内容や方法についても十分確立していない。本研究では、大学におけるコミュニケーション教育を、学部の1年生を対象として、多様化が進む近い将来に備え、柔軟な考えや行動様式に発展させることをめざす実践的かつ総合的な教育と捉える。単に言語技能教育にとどまらず、多文化共生教育などを幅広い分野を視野に入れている。 大学におけるコミュニケーション教育の方法として、次のようなことが言える。 1.体験学習と講義とが一体化した教育プログラムが有効的である。 2.体験学習の方法は共同作業を採用する。 3.大学の開講科目として15週間の授業プログラムの場合、2回共同作業を実施することが有効的であると考える。 4.共同作業の内容については、ビデオ撮影で映像作成を行った。共同作業の内容は、さまざまな工夫を行い、学生たちに意欲を持って作成をさせることで成果物に対する取り組みに変化があった。 また、評価についても共同作業を通してのプロセス評価と授業成績を連動させるようさまざまな試みを行った。
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