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2001 年度 実績報告書

イギリス近代国籍法制の完成と外国人法制の萌芽についての綜合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12720012
研究機関山口大学

研究代表者

柳井 健一  山口大学, 経済学部, 助教授 (30304471)

キーワードイギリス国籍法 / 植民地法制
研究概要

前年度までに行ってきたイギリス近代国籍法制の歴史的展開についての研究を総括する作業を行った。すなわち一七世紀初頭における近代的国籍法制の成立から、一応その体裁を最終的に整える役割を果たした一八七〇年帰化法の制定までの時期に至る期間のイギリス近代国籍法制の史的展開を一貫した視点から整理する作業である。
ここで採られる基本的視座は、イギリスにおける近代国家形成のありようが、当該法制の展開を大きく規定した要因であったこと、とりわけイギリスが植民地帝国として膨張した事が、その最大の規定要因であったことである。このような基本視座の有効性をイギリスにおける国籍法研究と対照することで確認するための基本的な視座をこの二年度に渡る科学研究費補助金の公布によって達成することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 柳井健一: "イギリス近代国籍法完成の萌芽-一八四四年外国人法の制定-"山口経済学雑誌. 48巻6号. 133-157 (2000)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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