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2001 年度 実績報告書

中国の「村民自治」に関する実証的研究-その歴史的連続と不連続から

研究課題

研究課題/領域番号 12720061
研究機関愛知県立大学

研究代表者

黄 東蘭  愛知県立大学, 外国語学部, 助教授 (00315871)

キーワード中国の伝統社会 / 自然形成的「自治」 / 近代地方自治 / 制度継受 / 制度変容 / 村民自治
研究概要

平成13年度はこれまでに収集した文献および調査資料を整理・分析し、今日中国で実施されている「村民自治」の歴史的位置づけを中心に、学会発表と学術論文の形で研究成果を段階的に発表しました。
今年度の研究の重点は次の二つです。すなわち、第一に、中国伝統社会における自然形成的「自治」と西ヨーロッパに端を発し、明治期の日本にも大きな影響を与えた「近代的」地方自治との相違点。第二に、近代国民国家の理念に基づいたドイツ・プロイセンや明治期日本の地方自治制度が二十世紀初期中国に紹介・導入されたことの歴史的背景、導入のプロセスおよび制度継受の際に生じた変容。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 黄 東蘭: "法政速成科の中国留学生と清末期の地方自治(シンポジウム報告)"『法政大学創立120周年記念国際シンポジウム報告集』. 49-57 (2001)

  • [文献書誌] 黄 東蘭: "清末期における地方自治制度の導入と日本-天津県の地方自治実験を中心"東洋学報. 84巻第1号(掲載予定). (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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