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2000 年度 実績報告書

有限要素法を用いたコンクリート構造柱・梁接合部の耐震性能評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 12750506
研究機関千葉大学

研究代表者

柏崎 隆志  千葉大学, 工学部, 助手 (40251178)

キーワードコンクリート構造 / 柱・梁接合部 / 耐震性能 / 有限要素法
研究概要

本研究では、RC及びPC柱・梁接合部の耐震性能評価を行うために非線形FEM解析を行う。更にコンクリート強度、接合部横補強筋、柱軸力、梁主筋付着、プレストレス力、プレストレス材の付着のほか、直交梁と床スラブの拘束効果や2方向加力の影響などをパラメータとした解析結果から得られる柱・梁接合部の履歴特性、変形、ひずみ状況や内部応力状態の詳細な検討から、接合部せん断抵抗機構に基づいた耐震性能評価法を提案し、コンクリート構造柱・梁接合部の合理的な耐震設計法の開発に寄与することを目的とする。
上述の研究目的の達成を目指し、今年度はRC及びPC柱・梁接合部の耐震性能を把握するために、以下の影響因子について非線形FEMパラメータ解析を行い、解析モデルの検証、ならびに履歴特性、破壊性状、コンクリートや鉄筋のひずみ状況などの検討を行った。
更にFEMパラメータ解析結果から得られる接合部せん断抵抗機構の形成に与える各因子の影響を検討し、せん断抵抗機構に基づいた耐震性能評価を行った。
(1)コンクリート強度(2)接合部横補強筋
(3)柱軸力(4)梁主筋付着
(5)プレストレス力(6)プレストレス材の付着

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] KASHIWAZAKI Takashi and NOGUCHI Hiroshi: "Structural Performances of Prestressed Conerete Interior Beam-Column Joints"Proceedings of the Twelfth World Conference on Earthquake Engineering.CD-ROM. 1-8 (2000)

  • [文献書誌] 柏崎隆志,成川将人,野口博: "RC梁のポストピーク挙動に関する2次元非線形有限要素法解析"コンクリート工学年次論文集. 22・3. 541-546 (2000)

  • [文献書誌] 柏崎隆志,栗山昌之,野口博: "高強度RC柱・梁接合部の直交梁効果に関する3次元FEM解析(その1、2)"日本建築学会大会学術講演梗概集. C-2構造IV. 837-840 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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