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2000 年度 実績報告書

欧米諸国の緩和ケア医療施設における療養環境計画の変遷及びその評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12750554
研究機関東京都立大学

研究代表者

竹宮 健司  東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70295476)

キーワードホスピス / 緩和ケア病棟 / 療養環境計画 / 建築計画
研究概要

本研究の目的は、以下の3点である。1)欧米諸国の緩和ケア医療施設の現状を把握すると共に、それぞれの国でどのような過程で緩和ケア医療施設が計画され、その後どのように変容したのかについて明らかにする。2)欧米諸国の緩和ケア医療システムや施設タイプ等の諸条件をもとに類型化を行い、その類型をもとに施設図面等の収集・分析を行い療養環境計画の特徴を整理を整理する。3)欧米諸国の緩和ケア医療施設における療養環境に対する利用者評価を明らかにする。
本年度は、英国を対象として緩和ケア医療施設の発展経緯及び施設計画の現状把握のために以下の調査を行った。
1)資料収集調査
英国内の建築関係雑誌に紹介されたホスピス・緩和ケア病棟に関する記事や文献資料を収集し、データベースの作成を行った。また、英国のHospice Information Serviceの協力のもとに1970年代以降の設置形態、施設数の変遷等に関するデータの収集を行った。
2)施設設計者へのヒアリング調査
近代的なホスピスの原点といわれているSt.Chiristopher's Hospiceを設計した設計事務所を訪問し、同事務所のClive Hicks氏に英国のホスピスの建築計画に関するヒアリング調査を行った。ホスピス計画の歴史的経緯、近年のホスピス計画の動向等に関する情報を得た。
3)施設訪問調査
施設計画に関して特徴のある施設を対象として、訪問調査を行った。対象施設として、TrinityHospice(London),St.Ann's Hospice(Manchester)等を訪問し、図面の収集、施設計画の経緯、実際の使われ方等に関する調査を行った。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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