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2001 年度 実績報告書

鶏カルシトニン受容体の遺伝子解析と発現に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12760185
研究機関新潟大学

研究代表者

杉山 稔恵  新潟大学, 農学部, 助手 (10272858)

キーワード鶏 / カルシトニン / 受容体 / 遺伝子
研究概要

(1)鶏総RNAからのカルシトニン受容体cDNAの検出
成熟した鶏(白色レグホーン種)雌の腎臓から総RNAを抽出し、逆転写反応(RT)によりcDNAを作製した。ブタ、ヒト、ラット、マウスおよびモルモットに共通して保存されているカルシトニン受容体アミノ酸配列を基として、degenerateプライマー5'-TAYTGYAAYMGIACITGGGAYGGITGG-3'(上流配列特異的プライマー)および5'-TAIATRACRAARACRTTRKTRCTYCAIGTY-37(下流配列特異的プライマー)を作製し、40サイクル(95℃1分間、45℃1分間、72℃1分30秒間)のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行った。その結果、約1100bpの鶏カルシトニン受容体cDNAが得られた。このcDNAは、鶏カルシトニン受容体cDNAの一部分を示している。
(2)カルシトニン受容体cDNAのプラスミドの作製
得られた鶏カルシトニン受容体cDNAをTAクローニング法でベクターに挿入し、大量のカルシトニン受容体cDNAを得ることが可能になった。
(3)カルシトニン受容体cDNAの塩基配列の決定
得られたベクターについて、T7プライマーおよびSP6プライマーを用いてPCRを行い、PCR direct sequence法により鶏カルシトニン受容体cDNAの部分塩基配列を解析した。また、鶏心臓についてRT-PCR法によりカルシトニン受容体の発現を確認した所、哺乳類と同様に受容体の発現は認められなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Sugiyama, S.Kusuhara: "Avian calcium metabolism and bone function"Asian-Australasian Journal of Animal Sciences. Vol.14・Special Issue. 82-90 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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