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2000 年度 実績報告書

緑内障および高眼圧症の罹患率・有病率に関するレトロスペクティブコホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 12770204
研究機関杏林大学

研究代表者

吉田 正雄  杏林大学, 医学部, 助手 (10296543)

キーワード緑内障 / 開放隅角緑内障 / 高眼圧症 / 有病率 / 加齢
研究概要

平成12年2月15日から8月14日までの6ヶ月間に横浜市内の某眼科クリニックを眼鏡またはコンタクトレンズの処方目的で受診した6歳から96歳男性15,758名、6歳から99歳女性18,627名の計34,385名の診療禄を調査し、高眼圧症および開放隅角緑内障の有病率を算定した。対象者全体における有病率は、高眼圧症が1.63%(男性1.88%、女性1.42%)、開放隅角緑内障が1.24%(男性1.35%、女性1.16%)であった。また、年齢階級別の高眼圧症および開放隅角緑内障の有病率は、6-14歳ではそれぞれ2.27%(男性2.28%、女性2.27%)、0.36%(男性0.41%、女性0.32%)、15-24歳ではそれぞれ1.84%(男性2.09%、女性1.64%)、0.51%(男性0.56%、女性0.48%)、25-34歳ではそれぞれ1.61%(男性1.91%、女性1.34%)、0.67%(男性0.79%、女性0.55%)、35-44歳ではそれぞれ1.60%(男性2.11%、女性1.21%)、1.31%(男性1.55%、女性1.12%)、45-54歳ではそれぞれ1.45%(男性1.61%、女性1.32%)、2.23%(男性2.32%、女性2.15%)、55-64歳ではそれぞれ1.11%(男性1.28%、女性0.95%)、2.87%(男性3.04%、女性2.71%)、65-74歳ではそれぞれ0.97%(男性1.04%、女性0.89%)、3.69%(男性3.65%、女性3.72%)、74-99歳ではそれぞれ0.74%(男性0.96%、女性0.60%)、7.02%(男性7.21%、女性6.91%)であった。以上の結果から、高眼圧症の有病率は加齢とともに徐々に減少傾向を示すこと、また、開放隅角緑内障の有病率は加齢とともに増加傾向を示し、特に中年以降では急激に増加する事が明らかとなった。

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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