1 放射免疫療法を施行する対象のbalb/c nu/nu担癌ヌードマウス系列(卵巣癌LS174T)を確立して、対照実験の無治療群、抗体単独治療群について白血球、血小板数の推移を追跡した。 2 本治療群(抗体および放射線増感剤投与)に使用する放射線増感剤の至適投与量の設定のため、同上種ヌードマウスに放射性増感剤3種を経静脈適用し、毒性の有無を判別した。 3 協力関係にあるフランス国立癌研究施設第468単位(INSERM Unit 468)と協議し、必要な抗体素材を輸入し、フラグメント化を行った。 4 平成13年度に、上記2の治療群についてのI-131標識抗体および放射性増感剤適用を開始できる見込みである。
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