研究概要 |
本年の活動及び成果は次の通りにまとめられる. 衛星エアロゾルリモートセンシング(みどり(ADEOS)衛星/POLDERデータ利用) 1.衛星データを用いた海域上空エアロゾル特性の導出屈折率導出を行い検証実験データを説明できる結果を得た. 2.衛星データを用いた陸域上空エアロゾル特性導出手法の検討 偏光情報から陸域上空のエアロゾル特性導出手法を示した.宇宙開発事業団が現在詳細設計中のGCOM-1B衛星SGLIセンサーへ2波長偏光観測バンドを提案し.採択された. 地上エアロゾルリモートセンシング 1.偏光放射計PSR-1000を用いた観測 東大阪地区での常時観測,及び海洋観測船「みらい」(2000/6,7月),神戸商船大「深江丸」(2000/9月,2001/3月)において海洋エアロゾル観測ハワイにて放射計校正用ラングレープロット観測(2001/2月) 2.和歌山県白浜へのNASA/AERONET放射計の設置 近畿大種苗センター:Cimel318-1型放射計設置(http://aeronet.gsfc.nasa.gov/) 3.都市域(東大阪)エアロゾル特性データ収集のためAERONET同型偏光放射計の設置 近畿大東大阪キャンパス:Cimel318-2型偏光放射計設置(本研究費にて購入) 4.APEX-E1(大気エアロゾル,雲特性に関する共同観測実験) 奄美大島において.APEX-E1の一部として偏光放射計PSR-1000によるエアロゾル観測(2000/12月)
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