研究分担者 |
小林 登志生 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (20186753)
結城 皖曠 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (60300696)
坂元 昂 メディア教育開発センター, 所長 (00016338)
菊川 健 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80056001)
大塚 雄作 大学評価・学位授与機, 構・評価研究部, 教授 (00160549)
|
研究概要 |
連携先の研究開発プロジェクトは次のとおりである. ・名称:幕張メディアサーフィン(幕張新都心地域情報化プロジェクト) ・内容:幕張新都心における地域の情報化を推進するために,幕張新都心事業を行う千葉県企業庁,新都心立地企業,県内大学などによる運営協議会をつくり,ここが主体となり下記の事業を実施している. 本研究では幕張新都心地区内の大学と企業間をレーザー光中継器により相互に接続し,完全双方向のTV会議システムによる遠隔授業を主軸に,資料や教材はインターネット配信する産官学共同の社会人向け都市集約型生涯学習ネットワークの構築をめざし,同時に企業からの実用的要求を統合、分析してコンテンツ教材の開発を行うことを目的とする.図は生涯学習ネットワークにより地域へ提供される各種教育サービスのイメージである.また研究開発用ギガビットネットワークの幕張ギガビットリサーチセンターも同一地区内にあり,国内遠距離都市間を接続することができる. 我が国では欧米諸外国に比べて,大学や官公庁機関,民間企業が都市の比較的近距離範囲に集約的に存在している場合が多い.このような立地条件は土地や建物の狭隘なことのディメリットがしばしば指摘されるところであるが,一方で相互間の距離的近接によりレーザ光中継器によるネットワーク接続や実際の移動による対面型の交流がしやすいことなどの長所がある.平成12年度の主たる目標は生涯学習ネットワークの構築と高速伝送にもとづく遠隔教育の試行にあった.同じ幕張新都心地区内にあるメディア教育開発センター,千葉県の運営するメディアサーフィン(幕張ギガビットリサーチセンター),キヤノン販売ビルを実験学習地点として平成13年3月下旬に4日間にわたる実験を行う.
|