研究課題
1.淡水(榛名湖)での着卵効果の確認(群馬高専)榛名湖に設置した各種炭素繊維編織品製人工藻に産卵を確認(6月)。2.メダカの産卵実験(群馬高専)実験室内水槽に炭素繊維製及びポリプロピレン製人工藻を設置。メダカのオス、メス各2匹を入れ、観察。2週間後炭素繊維製人工藻のみに産卵。再現性あり。表面温度、バイオソニックスか検討中。3.ワカサギの着卵材としての検討(群馬県水産試験場)各種炭素繊維編織品で作製した着卵材を赤城山覚満川に設置(5月)。遡上するワカサギの着卵数、孵化数を検討。炭素繊維編織品の形状、構造、密度などによる差を確認。4.海洋での再生産可能な人工藻場の構築(東海大学)駿河湾内、水深6m、離岸距離100mの砂地に炭素繊維編織品製人工藻を4800本設置し人工藻場を構築。炭素繊維を用いた人工藻場は、魚のい集機能をもつ、魚類群集の構造は複雑、系の形成を確認、産卵場としての機能確認、幼稚仔の成育場を確認等から、藻場としての機能をもつと考察。5.炭素繊維への貝類捕集による水質浄化および重金属濃縮(東海大学)清水湾内に炭素繊維品製人工藻(長さ50cm)を設置。人工藻1本にムラサキ貝などの貝類2800個の生息を確認。貝類による水質浄化、重金属濃縮有り。水質浄化、稚魚育成場、魚礁としての機能発現。6.炭素繊維編織品製人工藻の水中での耐久性評価(群馬県繊維工業試験場)
すべて その他
すべて 文献書誌 (6件)