研究課題/領域番号 |
12832051
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
加倉井 周一 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (30194690)
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研究分担者 |
中村 浩 国立療養所東京病院, 附属リハビリテーション学院, 教官
森本 正治 労災リハビリテーション工学センター, 研究部長
柴 喜崇 北里大学, 医療衛生学部, 助手 (40306642)
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キーワード | 足底アーチ / 静的機能 / 動的機能 / 導電性ゴムセンサー |
研究概要 |
ヒト(健常男性9名、平均年齢26.9歳、平均体重63.6kg)の歩行時(0.84±0.12m/sec)及び走行時(1.87±0.31m/sec)における足内側縦アーチ(以下、MLAと略)の長さ、高さ及び関連する足部関節角度を、3次元動作解析装置(Vicon370)とストレンゲージ付きのスプリングを備えたMLAの長さ測定装置Electro Arch Gauge(EAG)を用いて測定した。MLAの長さは歩行時では全接地時に、走行では踵離時に最大伸長がみられた。また走行に比べ歩行では短縮する程度が大きかった。MLAの高さ及び足部関節角度変化は歩行時よりも走行時に大きかった。 導電性ゴムセンサーによる足内・外側縦アーチ及び横アーチ計測システム(裸足)を試作し、再現性のある動的変化を記録できることを確認した。現在ゴムセンサーの足部取付け位置及び固定法、ならびにデータ処理法を検討中である。今後の課題として(1)導電性ゴムセンサーによるデータと上記解析データとの比較(2)靴内部で使用可能な計測システムの開発があげられる。
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