研究分担者 |
細江 達郎 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (70004059)
大渕 憲一 東北大学, 文学部, 教授 (70116151)
菊池 武剋 東北大学, 教育学部, 教授 (90004085)
水田 恵三 尚絅女学院短期大学, 助教授 (70219632)
小林 裕 東北学院大学, 教養学部, 教授 (60170362)
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研究概要 |
非行において集団過程がいかに非行や少年たちに影響を及ぼしているのかを調査するために以下の調査を計画した。 1 収容施設の少年に外部の研究者が会うことは、「接見」にあたり、事実上(保安上)許可されないことから、予め質問を用意し、少年院の教官に聞いてもらう形式とした。それに先立ち、法務省矯正局教育課長の許可を得た。 2 集団過程を社会的アイデンティティ,内集団びいき,没個性化,暴力肯定の価値観の支配などに分け,質問紙を作成した。 3 仙台にある東北少年院に依頼し、10名の予備調査を行った。盛岡少年院とは現在交渉中である。 4 予備調査の結果では、少年の集団の中に、物事を真剣に考えなかったり、強気の姿勢を貫こうとするなどの価値観が支配していることが分った。
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