研究概要 |
研究計画の直接の成果は,『ファシズムのメディア学』(仮題)として出版を予定している。ドイツ新聞学の成立と日本での受容をめぐる研究枠組について,2001年6月2日同志社大学で開催された日本マス・コミュニケーション研究の起源を問い直す-ドイツ,アメリカ,日本におけるメディア研究の20世紀」(司会:吉見俊哉東京大学社会情報研究所教授)で「第三帝国ドイツ新聞学の"遺産"」を報告した。 また,10月6日東京大学社会情報研究所文化研究シンポジウム「戦争とメディア」にて「戦時雑誌とファシスト的公共性」を報告した。 関連する副産物として,『情報学辞典』(弘文堂.2002年刊行予定)に「公示学」「宣伝学」などを執筆した。
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