日本国内だけでなく、外国での文献収集と情報交換も含めてPermutation Testに関する研究業績を整理統合し、Permutation Testの基礎的な研究を行った。新しい展開として、主成分分析の固有値、固有ベクトルに関するPermutation Testを研究し、新しい検定方法を提案した。その検定法の有効性を国際統計学会において下記のタイトルで発表した。 "On the permutation test for equality of intermediate characteristic roots of two populations in a principal component analysis" 他2編また、日本統計学会でも研究成果の発表を下記のタイトルで行った。 "各固有根の同等性に関する検定法について" 現在は正準相関分析等の多変量統計解析法に対するPermutation Testを研究中である。
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