研究概要 |
1.burstによる血圧変化,血圧変化と3種類の神経束の興奮の関係(特に興奮を引き起す積分値の閾値),神経束興奮からburstまでの時間遅れなどをパラメータとして,血圧の定常値からの時間変化を満たす非線形離散方程式を求めた. そして,閾値には確率変数を導入した 2.宮崎医科大学で行われた実験データをもとにパラメータの値を推定し,得られた方程式が,血圧の変化の効果がない場合にを再現することなど,実験結果に定性的に一致することを確認することを試みた。 特に閾値の値の決定を試みた。 3.得られた非線形離散方程式を数値シミュレーションによって,各要因(パラメータ)の血圧制御への影響を調べることを試みた。安定点および定常解の安定性についての議論を行った。また、その結果と実験データの比較検討を行った。 4.非線形離散方程式とセルオートマトンの関係を確立するために、任意のセルオートマトンの時間発展パターンを安定に保存する逆超離散化の手法を開発し、いくつかのelementary cellular automatonに適用し、その有効性を調べた。
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