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2000 年度 実績報告書

パラストレッシング技術を適用した橋梁構造物の画期的合理化の可能性検討

研究課題

研究課題/領域番号 12875082
研究機関山口大学

研究代表者

宮本 文穂  山口大学, 工学部, 教授 (10093535)

研究分担者 中村 秀明  山口大学, 工学部, 助教授 (20207905)
浜田 純夫  山口大学, 工学部, 教授 (30164908)
キーワードパラストレッシング / 橋梁 / 合理化 / モニタリング / モデル解析 / 模型実験 / ニューラルネットワーク / 光ファイバー
研究概要

パラストレッシングは,橋梁構造物全体をシステム的にとらえ,種々の外力に応じてリアルタイムでプレストレスあるいは構成部材の材料特性を制御することにより外力に抵抗する新しい概念に基づいた技術である.これにより,従来の設計思想では考えもよらない画期的に合理的な橋梁設計が行える可能性がある.本年度は、パラストレッシング技術のフィージビリティスタディとして、連続合成桁およびPC斜張橋に対するモデル解析および模型実験を通して橋梁各部のどの部分をどんなセンサーでモニタリングするのが効果的かを検討した。また、リアルタイムモニタリングに基づいて不確定性が含まれるデータを如何に制御するかを検討するために知的制御手法(ファジィ,ニューラルネットワーク等)の開発を行った。その結果、光ファイバーあるいは光学式変位計とITを組み合わせて橋梁各部の変形をリアルタイムで計測し、これらのデータをニューラルネットで内挿的にチェックすることにより長期間にわたる計測データの信頼性を上げ、制御システムに反映させるのが現段階では最も効率的となることが明らかになった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 坂本直樹: "連続合成桁設計プロセスのシステム化に関する基礎的研究"土木学会中国支部第52回研究発表概要集. Vol.52. 37-38 (2000)

  • [文献書誌] 宮本文穂: "21世紀のPC分野におけるIT利用の展望"プレストレストコンクリート. Vol.43/No.1. 44-49 (2000)

  • [文献書誌] 宮本文穂: "構造物の安全管理とIT利用"土木学会安全問題討論会'01資料集. 17-20 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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