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2000 年度 実績報告書

左右対称性ゆらぎを指標とした魚類の新規加入量評価の試行

研究課題

研究課題/領域番号 12876043
研究種目

萌芽的研究

研究機関東京大学

研究代表者

渡邊 良朗  東京大学, 海洋研究所, 教授 (90280958)

キーワードFA / 成長速度 / 新規加入量 / カタクチイワシ / ニシン
研究概要

1.三陸沖で採集した天然仔魚約500個体について、耳石日輪から各個体の成長速度を求めた。次に耳石の短径、長径、周長、面積についてのFAが成長速度を表す指標として使えるか否かを検討した。その結果、耳石扁平面の面積と周長のFAが成長速度と有意に対応することが分かった。その結果を基に、耳石を用いたFA測定手順に関する論文を準備している。
2.カタクチイワシ仔魚を4段階の水温、4段階の餌料密度条件下で20日間飼育し、成長速度が異なる仔魚群を作成した。水温、餌料密度、飼育個体密度をストレスとして、これらストレスが耳石のFAにどのような影響を及ぼすかを検討している。
3.ニシン仔魚を3段階の水温、4段階の餌量密度条件下で1ヶ月飼育して、成長速度が異なる仔魚群を作成した。カタクチイワシに準じて、成長速度の指標となるFAを耳石形態パラメタから検索中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Takahashi M,Watanabe Y,Kinoshita T,Watanabe C: "Growth of lawal and juvenile Japanese anchovy in the Kuroshio-Oyashio transition region"Fisheries Oceanography. 10(2)(印刷中). (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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