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2000 年度 実績報告書

重金属フィルタを用いたX線スペクトルによる胸部画像診断システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 12877142
研究機関九州大学

研究代表者

東田 善治  九州大学, 医療技術短期大学部, 教授 (80128305)

研究分担者 坂本 弘己  九州大学, 医療技術短期大学部, 助手 (20038821)
豊福 不可依  九州大学, 医療技術短期大学部, 教授 (10117179)
小段 謙一  九州大学, 医療技術短期大学部, 助手 (00117110)
寺嶋 廣美  九州大学, 医療技術短期大学部, 教授 (40140917)
赤坂 勉  九州大学, 医療技術短期大学部, 助手 (30127956)
キーワード重金属フィルタ / 胸部撮影
研究概要

胸部撮影に最適な,特性X線を主とした極めてエネルギー幅の少ないX線スペクトルの形成と,デジタルシステムの画像処理に関して,理論と実験を通して以下の研究を行った.
1.胸部撮影に最適なX線スペクトルを形成するため,70KeV以上のエネルギーをカットするタングステン(W)と低いエネルギー領域をカットするガドリニウム(Gd),バリウム(Ba),ホロニウム(Ho)などの希土類元素を組み合わせ,特性X線を主としたX線スペクトルを測定した.測定は、胸部撮影で用いられる電圧領域(100kV〜150kV)におけるX線スペクトルの計測,またタングステンフィルターと希土類フィルターを組み合わせたX線スペクトルの計測を行った.これらの計測から,フィルター厚とX線吸収の割り合い,X線のエネルギーの関係,X線管の負荷率,患者被ばくなどの関係について明らかにした(東田,小段,豊福,坂本,赤坂).
2.タングステンフィルターと希土類フィルターを組み合わせたX線スペクトルを用いて、写真コントラストおよび粒状特性等を含む画像特性の測定を行った(東田,坂本,).
3.画像医学会などの関連する学会・研究会に出席し、X線スペクトル、画像評価に関係する研究者と情報交換を行った(東田,坂本,寺嶋).

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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