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2001 年度 実績報告書

EBMのための演習教育支援システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12877374
研究機関北里大学

研究代表者

望月 眞弓  北里大学, 薬学部, 教授 (60292679)

研究分担者 六條 恵美子  北里大学, 薬学部, 助手 (00296518)
山形 真一  千葉大学, 大学院・薬学研究科, 助手 (10302572)
上田 志朗  千葉大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (50201348)
キーワードEBM / MEDLINE / 文献検索 / 論文評価 / 薬剤経済学 / 自己学習ソフト / 学習効果
研究概要

1.PubMed検索自己学習用ソフトの開発
MEDLINE検索演習をWeb上で自己学習が出来る電子教材を作成し、その教育効果を評価した。電子教材は昨年作成したテキストを基にHTML化し、Webブラウザーで参照できるようにした。検索例は動画を用いて解説し、検索時と同様な操作をWeb上で行いながら進めるようにした。MEDLIN検索実習は1日であり、午前は実演実習、午後は課題を行わせた。対象の大学院1年生16名について、A群8名にはテキストを用い、教員による解説に沿ってコンピュータを操作させながら演習させた。B群8名にはWeb上の教材にアクセスさせ、各々自己学習させた。両群は各々のMEDLINE検索経験に基づいて層別に準ランダムに割り付けた。全員に同一の検索課題を与え、提出されたレポートより検索式、検索結果などについて解析し、両群の教育効果を比較した。その結果、演習実習に要した時間は、A群は60分、B群は平均89分であった。検索結果の該当論文適合率や不適切な検索の出現回数は両群に有意差は認められなかった。今回作成したMEDLINE検索の電子教材は、教員の解説による演習実習と同等の教育効果が得られ、自己学習用教材として有用であると思われた。
2.薬剤経済学的研究論文の質評価リストの開発
薬剤経済学的研究に関する臨床論文の質評価のための項目を抽出し、質評価リストを作成した。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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