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2000 年度 実績報告書

低出生体重児として出生した三つ子1500例の発育・発達に関する縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12877393
研究種目

萌芽的研究

研究機関京都大学

研究代表者

横山 美江  京都大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (50197688)

研究分担者 大木 秀一  東邦大学, 医学部, 助手 (00303404)
今泉 洋子  兵庫大学, 附属研究所, 教授 (90319905)
桂 敏樹  京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00194796)
キーワード三つ子 / 出生時体重 / 在胎週数 / 低出生体重児
研究概要

本研究では,三つ子の出生時体重について検討し,以下の結果を得た。
1)本調査における,三つ子の出生時体重は平均1776.9gで,その95%以上が低出生体重児,さらに23.4%が極低出生体重児として出生しており,単胎児に比べ低出生体重児,および極低出生体重児が高率で発生することが明らかとなった。
2)三つ子の出生時体重は,性の組合せ,性別,在胎週数,母親の出産歴,分娩方法により影響を受けていた。すなわち,異性の組合せが同性の組合せよりも出生時体重が重く,かつ男子の出生時体重が女子の出生時体重よりも重くなっていた。また,在胎週数が長くなるほど出生時体重は重かった。さらに,経膣分娩で出生した三つ子は帝王切開で出生した三つ子よりも出生時体重が重く,初産婦から出生した三つ子は経産婦から出生した三つ子よりも出生時体重が重いことが明かとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横山美江 他: "三つ子の出生時体重に関する研究"京都大学医療技術短期大学部紀要. 20. 15-22 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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