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2002 年度 実績報告書

低出生体重児として出生した三つ子1500例の発育・発達に関する縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12877393
研究機関京都大学

研究代表者

横山 美江  京都大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (50197688)

研究分担者 大木 秀一  東邦大学, 医学部, 助手 (00303404)
今泉 洋子  兵庫大学, 附属研究所, 教授 (90319905)
桂 敏樹  京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00194796)
キーワード三つ子 / 出生体重 / 出生身長 / 在胎週数 / BMI / 性差
研究概要

本調査における三つ子の出生体重および出生身長は,それぞれ平均1763.3±420.6gと42.2±3.36cmであった。また,その96%以上が低出生体重児,さらに24.4%が極低出生体重児,4.9%が超低出生体重児として出生していた。三つ子の出生体重は,在胎週数の他に,男子が女子より,異性の組合せが同性の組合せより,経膣分娩で出生した三つ子が帝王切開で出生した三つ子よりも有意に重かった。また,第3子が1番軽く,第2子,第1子の順で重くなっていた。妊娠前のBMIが26kg/m^2より大きい肥満型の妊婦から出生した三つ子は,BMIが19.8kg/m^2未満の痩せ型の妊婦から出生した三つ子よりも出生体重が有意に重かった。また,分時母体体重増加量は出生体重と有意な相関が認められた。三つ子の出生身長は,在胎週数の他に,男子が女子より,異性の組合せが同性の組合せより有意に大きかった。妊娠前に肥満型の妊婦から出生した三つ子は,痩せ型の妊婦から出生した三つ子よりも出生身長が有意に大きかった。さらに,三つ子の出生身長は,分娩時母体体重増加量ならびに不妊治療とも関連が認められた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横山美江他: "三つ子の出生体重・出生身長に関する要因"日本公衛誌. 50. (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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