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2001 年度 実績報告書

日本国内のスポーツ歴史・文化情報の蓄積とデジタル資料化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12878008
研究機関明海大学

研究代表者

中村 俊亀智  明海大学, 経済学部, 教授 (90000025)

研究分担者 矢島 ますみ  明海大学, 経済学部, 講師 (80220135)
岩下 哲典  明海大学, 経済学部, 講師 (30296230)
疋田 春水  明海大学, 経済学部, 助教授 (70049435)
高橋 義雄  名古屋大学, 総合保健体育センター, 講師 (70303592)
キーワードスポーツ博物館 / デジタル・データベース / 資料分類
研究概要

平成12年度の研究では、日本国内のスポーツや遊びにかわる博物館の収蔵物状況の調査研究を行ったが、そこで得られた結果から、平成13年度の研究では、スポーツの歴史・文化資料を分類・整理・登録し、組織的な保管・管理を図るデジタル・データーベースのモデルを構築することを目的とした。そのケーススタディとして、ミズノ・スポーツギャラリーに収蔵されている物品とそこに付帯されている清川文庫の収蔵品をサンプルとしながら、スポーツ固有が持っている文化的・歴史的特長を浮き彫りにすべく分類の基本的概念、資料分類の基準・要件・方法等について検討し、そのモデルを作成する試みをおこなった。
博物館には、歴史系、美術系、自然系、産業系および総合的な博物館、自然科学等があり、その分類やデータベース化事業は徐々に進められているが、スポーツや遊びに関わる博物館め資料の分類化やデータベース化はまだ未着手である。スポーツや遊びの分類の場合には、種目特性、運動特性、地域特性、施設特性、イベント特性、行動特性、用具特性、人物特性等が複雑に関連することによって資料が特徴づけさていることを理解し、分類されることが必要であること、また同時に、データベース化に当たっては、それらが適切に分類され目録化されていなければ、汎用性の高い資料の収集保管活動、また展示活動・調査研究活動を実施することは困難であることから、各スポーツ・遊びの文化・歴史的特長が各特性の連関をもって浮き彫りにされるデータベース作成、および検索機能を持たせることが重要であることが確認された。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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